新車購入の時、なんとなく雨よけになるかな?と思ってオプション購入したドアバイザーですが、本当に必要だったのか。
新しい車を購入するときのために、今のドアバイザーを外してしまって、良くなったところや悪くなったところから、効果やメリット・デメリットを考えました。
メーカー別ドアバイザーの名称
トヨタ
サイドバイザー
日産
プラスチックバイザー
ホンダ
ドアバイザー
マツダ
スポーツサイドバイザー
アクリルバイザー
スバル
ドアバイザー
三菱
エクシードバイザー
L型バイザー
ワイドバイザー
ダイハツ
ロングバイザー
ワイドバイザー
スズキ
ドアバイザー
ドアバイザーという名前を使っているのは、ホンダとスバルとスズキの3社なので、多数派ですね。いや、実際の車の供給量からすると、トヨタのサイドバイザーが主流なのかもしれません。
どちらにしろ、バイザーという呼び名は共通しています。
ドアバイザーの効果
ドアバイザーの効果が最も発揮される車は、ハードトップだと思います。いわゆる、窓枠が無いタイプの車ですね。
ドアを開けると、窓枠はそのままでガラスだけが開くわけですから、大きなドアバイザーがつけることができません。
RX-7は、ホントにちょっとした出っ張りがあるって程度のドアバイザーでしたが、雨の日の効果は抜群でした。雨の日に窓を開けることができるという意味ではなく、ドアの開け閉めの時に、窓に水滴がたれてこない効果がありました。カッコいいかどうかは別ですけど・・・
でも、いまどきハードトップの車は皆無ですから、ドアバイザー本来の効果は薄れてきたのかもしれません。タバコを吸う人も減りましたしね。
ドアバイザーのメリット
雨の日にも窓を開けることができる
確かに開けることができます。でも、ドアバイザーを外して気が付きましたが、なんだかんだで雨の日は窓を開けません。開けないので、まったくドアバイザーのありがたみはありません。開けるとフロントガラスがくもるので、開けないです。換気は外気導入で十分ですね。
駐車時に窓を開けておける
夏の暑い日に、窓を少し開けたままにしておいても、ドアバイザーが邪魔で外から手が入らないので、防犯につながります。まあたしかに、防犯上は良いような気もしますが、窓が開けっぱなしでもドアバイザーで見えないので閉め忘れます。閉め忘れると、雨や黄砂や花粉で車内が汚くなるんですよね。よくやってしまってました。
換気スピードが早い
と言われていますが、ドアバイザーが無いほうが換気はスムーズに行われているように思います。形状にもよるかもしれませんが、ドアバイザーがあると変に乱気流が発生して、スムーズに空気が流れません。
つまり、ドアバイザーのメリットと言われているすべては、私にとってメリットではなかったということになります。
ドアバイザーのデメリット
風切り音がうるさい
外したら静かになったので、ドアバイザーがあると間違いなくうるさいです。特に少し窓を開けた時の音が大きいですね。高速道路だと車室内全体が共鳴します。
窓を拭きにくい
ドアのガラスの上の方はドアバイザーが邪魔で窓が拭けません。ガソリンスタンドでも拭いてもらえないんですよね。確かにドアバイザーを外すと窓がきれいになりました。
駐車券が取りにくい
ドアバイザーが邪魔で、窓を大きく開けないと手が出せません。だから、雨の日に駐車券を受け取ろうとしても、窓を全開にしないといけないので、結局とっても濡れてしまいます。逆にドアバイザーが無いと、少しの隙間からカードを受け渡しすることができるので、冬のガソリンスタンドでも寒くならずに済みます。
視界が狭い
ドアバイザーがあると、窓の上の方は視界が遮られます。UVカット効果はないので、日焼けが抑えられることはありません。ていうか、そもそも安い商用車でもない限り、サイドのガラスはUVカットですしね。ほんとにドアバイザーが無いと、視界が開けて明るく感じます。
ドアバイザーを外したら、デメリットが大きかったことに気が付きました。
ドアバイザーは必要か?
これらのことから、とにかくドアバイザーは不要!だと思います。
この動画でよくわかると思います。
エアロ効果があるGRスポーツサイドバイザーの効果を褒めている動画ですが、ドアバイザー無しでは普通だったのが、純正ドアバイザーを付けると音や振動ひどくて絶句してしまってます。
ドアバイザーって、新車の最初からつけているので、有り無しで比較がわからないんですよね。
ドアバイザーは、フックと両面テープでくっついているので、外すのがとっても面倒です。
外しても、両面テープがねっとりと残ってしまい、汚いです。外して気が付いたのですが、ピカピカの新車につけるのはもったいないパーツです。個人的には、絶対付けない方が良いと思います。